ずっと前に読んださる著名な老作家の随筆に、あらゆる物事は時間と共に
劣化する、イレギュラーになって行く、我々人間の心も身体も然り、鉄が
錆びるのと同じように人間も錆びていくものである。我々はその状態を素直
に受け入れていく以外に方法はない。仏教で言う所謂 ”四百四病”の言葉の
通り人間は病気の塊りのようなものである。歳月と共にこの塊りから顕在化
してくる病気を我々は一つ~騙し~繕って生きている・・・この取り繕いを
”養生 ”と呼ぶ・・・
ここで言う”四百四病”をネットで紐とくと、仏教語で人間が罹る一切の病気
の事で、病気は人の体を構成する四大元素 地(身体)、水(体液)、火(体温)、
風(呼吸)が変調をきたした時、それぞれに百一の病気が生ずる、合わせると
四百四の病となる、俗に”四百四病のほか”とは恋煩いをさす、と・・・。
続けて曰く、病気と言うものは潜在する”四百四病”の中のいずれか
又は
幾つかが表面に出てきたもの、人間はそれら顕在化した病気を養生する事しか
できない、養生とは治(おさ)める事である、西洋医学で言うところの”完治”
などは嘘まやかしなりと。
当に的を得た箴言と言えますネ、今になって、この歳になって思うに・・・。
私 毎年の年末ご挨拶メールで念仏の如く ”お陰様でこの一年健康を維持出来
ました、毎度の車体?検査で殆どの値が基準値内なるを確認、これが今年一番
の唯一の成果と至極自己満足、丈夫に生んで育ててくれた両親に今年も感謝~”
と言った文言を宣って来ましたが、これは30年、いや40年もの大昔、現役
バリバリの時の話し・・・
一昨年は心房細動絡みの不整脈疑いあり、との定期健診の結果を踏まえ、数度
の精密検査受け、この中で医者の診断一転二転するも、結局は間違いなく貴方
は心房細動からくる不整脈です、早急に手術(カテーテルアブレーションと称
する一寸気持ち悪い手術)すべし、との医者からの勧告に沿って(素直?)
手術を受けました。お陰さまで手術は非常に上手く終わり、医者より90%以上
の確率で再発しないとのお墨付きを戴きました・・・医者の言う通り術後2年を
経過するも、異常無く快調~~。
但し、車と同じ、長く走り続けるとやはり色んなところにガタが来ていますネェ~
・足回り(変形性膝関節症)➔ 約20年前から
・ラジエーターからの水漏れ(前立腺肥大)➔ 約30年前から
・ヘッドライト(眼球)の焦点ズレ ➔ これは遺伝絡み? 顕著な症状は30年前から
・クラクション不良(高周波領域の音が聴こえない(一種の難聴)➔
約20年程前から まだまだありますが割愛・・・
現状一番の問題はヘッドライトの不具合、昨年10月入院・手術(これが6回目でした)、術後診断は、今暫し様子を見ましょう、状況によっては、再度手術有り得る、と・・・乗ってしまった船、今更下船出来ず、少しでも改善するまで乗り続ける所存なるも・・・一病息災”の諺の通り、何か一つ位は病を抱えつつ生き長らえることが良いと良いとは申しますが、実際は”5~6病息災”と言ったところなるも、養生しつつ頑張ります・・・。